きもの文化ノート 本文7-7
きもの文化について自分の参考資料として私見を書いています。本文は順不同に、内容を膨らませながら書いています。参照される方はご了承の上、ご覧ください。なお、無断でのコピーや転載はご遠慮ください。追記・修正箇所は太字・下線にしています。
第7章 歴史
第7節 安土桃山時代
1 政治経済
2 文化・美術
短期間でも、日本美術史の中でも際立って鮮やかな印象を与えています。
3 着物
小袖 胴回りが広く、裾、袖丈、袖幅は短いものでした。もともと下衣だった小袖が一般的な衣服として定着しました。全ての階層が小袖を着るようになりました。
模様形式も桃山時代に始まり、肩や裾に模様を配した肩裾模様や、小袖全体を段に区切った段替わりなど規則的な模様が流行しました。肩裾模様(肩裾小袖)は模様部と地部の境界線が特徴ある曲線で表されていて、洲浜の形に基づいているともいわれています。
身分の高い武家女性が夏の礼服として打掛の肩を脱いで腰に巻き付ける腰巻(こしまき)を着用していました。
被衣(かつぎ) 武家の女性が外出時に頭上に担いだ衣服です。
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