きもの文化ノート 本文2-5
きもの文化について自分の参考資料として私見を書いています。本文は順不同に、内容を膨らませながら書いています。参照される方はご了承の上、ご覧ください。なお、無断でのコピーや転載はご遠慮ください。追記・修正箇所は太字・下線にしています。
第2章 染めのきもの
第5節 更紗染
1 特徴
室町時代から江戸初期にかけて、インドやジャワ、ペルシャなどから輸入された木綿の染め布を更紗といい、異国情緒あふれる図柄が手描きや型染で染められています。
2 インド更紗
インド特産の茜の根を用いた染液で染められた、鮮やかで深みのある赤色が特徴です。
3 ジャワ更紗
インドネシアで発展したジャワ更紗は、通称「バティック」といいます。 ろう防染というインドネシア独特の技法で作られていました。
4 エジプト更紗
エジプトで染められた更紗です。
5 和更紗
江戸中期ごろに国内の職人が更紗を模して染織をはじめたものです。
訪問頂きありがとうございます。この記事がお役に立てれば幸いです。