きもの文化ノート 本文6-5
きもの文化について自分の参考資料として私見を書いています。本文は順不同に、内容を膨らませながら書いています。参照される方はご了承の上、ご覧ください。なお、無断でのコピーや転載はご遠慮ください。追記・修正箇所は太字・下線にしています。
第6章 小物類
第5節 肌着類
肌襦袢(はだじゅばん) 肌に直接着用し、肌の汚れや汗を取るための下着です。
裾除け(すそよけ) 腰に巻き付けて使うもので足さばきのよい素材を用います。
蹴出し(けだし)ともいいます。
伊達締め(だてじめ) 女性が長襦袢やきものの前を合わせて締める幅の狭い単(ひとえ)帯です。
腰紐(こしひも) 着付けに使う紐です。生地として普通はメリンスが用いられますが絹布もあります。幅は3cmから5cm程度が適しています。
浴衣下(ゆかたした) 浴衣に透け感がある場合は肌襦袢と裾除けが一緒になったものを着ると安心です。
帯枕(おびまくら) 帯を結ぶときにお太鼓の形を整えて締める道具です。一般的に若い人は高さのあるものを使うとされます。
帯板(前板) 帯を締めるとき、胴周りにしわができないように前に挟む板状のもの。前板ともいいます。布製やプラスチック製のほか、ベルト付きのものもあります。
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