女子美術大学美術館 柿内青葉展
女子美術大学美術館で「柿内青葉展」を観てきました。
場所は神奈川県相模原市で、女子美術大学相模原キャンパスにあります。私は小田急線相模大野駅からバスで行きました。
展示スペースは1階のみで、作品数も少ないものでしたが、入館料無料ということで不満はありませんでした。
作品は、大正から昭和にかけて活躍した日本画家、柿内青葉(かきうちせいよう)の絵が5点、関連する印刷物や書簡、絵筆などの他、同時代に活躍した日本画家の絵が数点ありました。
柿内青葉は、鏑木清方に師事しており弟子の中でも突出した力量があったようです。
展示作品名は、「十六の春」「月見草咲く庭」「嫁ぐ人」「春の装ひ」「作品名不詳(水仙)」で、帝展入選作品も含まれています。着物の描き方がどれも丁寧で自然に見えました。数少なくても見応えある展示会でした。