きもの文化ノート 本文1-2
きもの文化について自分の参考資料として私見を書いています。本文は順不同に、内容を膨らませながら書いています。参照される方はご了承の上、ご覧ください。なお、無断でのコピーや転載はご遠慮ください。追記・修正箇所は太字・下線にしています。
第1章 きものの種類
第2節 男のきもの
1 紋付
第一礼装には五つ紋を入れます。結婚式に列席する花婿や仲人、新郎新婦の父親などは黒紋付・羽織・袴を着ます。
2 長着
足首が隠れる長さの丈の着物のことです。男性の場合は衣紋を抜かず、おはしょりをとらず、対丈で着ます。
3 羽織
きものの上に着る丈の短い衣です。御召や縮緬地、紬の無地などが用いられます。羽織も袴も着けない姿は着流しといいます。
4 袴
袴には襠(まち)のある「馬乗り袴(うまのりばかま)」と、襠のない「行灯袴(あんどんばかま)」(平袴)(ひらばかま)の2種類があります。襠があり裾が細く仕立ててあるズボンのような形状の袴を野袴といいます。
訪問頂きありがとうございます。この記事がお役に立てれば幸いです。