機の音 はたのね

きものに関連する様々なことを書き残すブログです。

きもの文化ノート 本文6-3

きもの文化について自分の参考資料として私見を書いています。本文は順不同に、内容を膨らませながら書いています。参照される方はご了承の上、ご覧ください。なお、無断でのコピーや転載はご遠慮ください。追記・修正箇所は太字・下線にしています。
 
第6章 小物類
 第3節 履物
  1 草履

    足指を通す紐状の部分が鼻緒です。足をのせる部分が台です。鼻緒の中心にあり鼻緒と台を結び付けている部分がつぼです。草履の側面は巻きです。

    礼装用の草履の色は金・銀・白で、佐賀錦やエナメル製が多くみられます。

  2 下駄
    雨下駄 白木の桐下駄は水に塗れるとシミになりやすいので、漆塗りがほどこされています。着脱できる爪皮(つまかわ)という前カバーがついています。草履用には草履全体を包むビニール製の草履カバーがあります。晴天用に比べて歯を高くして作られています。

    駒下駄 裏側には2枚の歯があり、後ろの歯の前側で鼻緒をすげてあります。

  3 足袋

    正装の時は白足袋をはきます。カジュアルな装いには柄足袋も似合います。

    足袋の留め金具であるこはぜは3~4枚が一般的です。

    一般的な足袋の素材はキャラコと呼ばれる綿織物です。

    買う時のポイントは、こはぜ留めが足首のカーブに合ってこはぜが留めやすいこと、足底の大きさやかかとがきちんと合ってずれないもの、足指の部分に指がきれいに入り曲がらないことです。

 
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